クロネコの塵壺

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空間を読む

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東京旅行の土産話。

 

日比谷図書文化会館は、東京都千代田区日比谷公園内にある公共図書館、展示室、会議室、カフェ等を併設した複合文化施設である。

 

最大の特徴は、正三角柱の外観であることは間違いない。

 

私は、正三角柱の建築物を見たこともないし、その内部空間を体験したこともない。

 

建築物は、長方形かそれに近い形という固定観念がある。

 

円形や半円形の建築物もたまに見かける。

 

だが、正三角柱というのは見たことも聞いたこともない。

 

四角形や円というのは、安定感、安心感を感じるさせるが、三角形はどちらかというとその逆の雰囲気を醸し出す。

 

加えて、フロアが正三角形だと、頂点部分の空間がデッドスペースにならないか。

 

この建物では、2つの頂点を非常階段として利用し、もう一つの頂点部分は図書の貸出スペースとして利用していた。

 

フロアが正三角形だと、内部空間の仕切り方も工夫しなければならない。

 

長方形や正方形で区切ると空間を有効活用できないので、三角形を組み合わせた少し歪な形の内部空間が生まれる。

 

これはこれで面白い空間だと思ったし、正三角形という制約を逆手にとってアイデアを生み出す機転に感心した。