クロネコの塵壺

自分の頭で考えて生きていこう

会社・仕事・働き方について思うこと

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

先日、とても共感できる記事を読んだので、今回はそのことについて書きたいと思います。 共感できる記事とは、いぬじんさんが書いた以下の記事です。

inujin.hatenablog.com

この記事では、仕事とは何か、働くとはどういうことか、会社という組織に所属するとはどういうことかについて、いぬじんさんの実体験を基にした鋭い洞察が炸裂しています。

僕は新卒で典型的な「ザ・日本企業」のような社風の企業に入社しました。会社員時代の体験を思い返すと、上記記事の内容に親近感を覚えますし、会社員時代に僕が感じていたことと概ね合致しています。

特に共感したのが、

しかし程度の差はあるとはいえ、ぼくらは自分たちが働く会社の価値観に多少なりとも影響を受け、行動や思考を制約され、人格を変容させられている。 

という部分です。

学生時代に本当にやりたいことや好きなことを見つけて、その延長線上で会社に入った人にはあまり関係がないことかもしれません。加えて、会社でそういうことに出会えた人にも関係がないことでしょう。

一番危険なのは、(僕も含めて)なんとなく生きている人です。

自分の中の価値観や軸がきちんと確立されていないので、滅私奉公的な姿勢で働きがちです。 ある程度大きい組織で働くということは細分化された役割をゲームのようにこなすことが求められます。

高度経済成長期の時代では、滅私奉公的な姿勢で働いていたとしても、それに見合う対価、例えば、終身雇用、年功序列などが保障されていたと思います。

しかし、現在の社会では、会社の価値観や方向性をそのまま受容して自分を変容させていく働き方はリスクが高いでしょう。会社のために自分がいるんじゃなくて、自分のために会社がいる、と捉えるべきだと思います。

僕が所属していた会社では、業績不振が続くと早期退職制度を発動させていました。管理職を含む40歳以上の従業員を対象として、退職を促す制度です。促すと言えば聞こえはいいのですが、ターゲットになった従業員は上司から個別に呼び出されて罵詈雑言を浴びせられて精神的に追い込まれていくという、なんとも非人間的なことが行われていました。

まあ、大人の社会がこうなのだから子供の世界でいじめが無くならないのも頷けますよね。

否定的なことばかり書いてきましたが、会社に所属することで学んだこともたくさんありますし、素晴らしい出会いがあったのも事実です。ただ、僕が昔の自分を振り返って少し後悔している部分があることは確かです。当たり前のことなんですが、もう少し、働くとはどういうことかを真剣に考えておくべきでした。「なんとなく」何かをするのはとても危険ということですね。