クロネコの塵壺

自分の頭で考えて生きていこう

マーク・ザッカーバーグ氏の個人目標を参考にしながら目標設定について考えてみる

Goals

4月ですね。もう一年の4分の1が過ぎてしまいました。年初に設定した目標を振り返ってみる時期かもしれません。僕は今年初めて知ったのですが、FacebookのCEOザッカーバーグ氏が毎年、個人目標を公表していることをご存知でしょうか。

今回の記事では目標設定について少し考えてみたいと思います。

ザッカーバーグ氏の2017年の個人目標

2017年の目標は「米国のすべての州を訪問し、一般の人々と実際に会い、対話すること」です。これは完全にプライベートな目標で、新しいことを学び、自分を成長させるための目標です。

なぜ、対話をするのか。それは、テクノロジーの進化によりデジタルデバイドが広がり、誰もが平等に情報にアクセスしたり、発信ができない状況になりつつあるので、そういう情報弱者層の意見を直接聞いてみたいから。SNS企業のトップがネット経由ではなく、直接会って話し合うことを選択した点が興味深いですね。

ザッカーバーグ氏の2009年から2016年までの個人目標

ちなみに個人目標は2009年から設定しており、以下のようになっています。

2009年 毎日ネクタイをつけて会社に行く
2010年 毎日中国語を勉強する
2011年 自分で殺した動物だけを食べるようにする
2012年 毎日コンピューターコードを書く
2013年 毎日会社の外で新しい人と会う
2014年 毎日誰かに感謝の気持ちを手紙(メール)にして送る
2015年 2週間に一冊本を読む
2016年 ホームAIの構築
(出典:今年のザッカーバーグの目標は「2週間に一冊本を読む」

企業のトップが仕事以外のプライベートな年間目標を公言するというのは珍しいと思いますし、親近感が湧きますよね。目標がシンプルで面白いし、何より人生を楽しんでいる感じが伝わってきてザッカーバーグ氏への好感度が上がりました。

目標は公言した方がいいのか秘密にした方がいいのか問題

ここでふと疑問に思ったことがありまして、目標は公言した方がいいのか秘密にした方がいいのか、ということです。僕はそもそもあまり目標を立てずに行き当たりばったりに生きていますが、どちらかと言うと秘密主義で公言をしないタイプです。

少し調べてみたところ、目標を秘密にした方が緊迫感とモチベーションを維持できる、という研究結果が出ているそうです。

全員が、個人的な目標を書き出します。そのうち半分が自分の目標を室内で発言し、残りの半分は発言しません。その後、目標達成に直接つながる作業に取り組むため45分の時間を全員に与えますが、好きなときにやめてもいいと伝えておきます。すると、目標を口にしなかったグループは、平均45分間(つまり最後まで)作業を続け、まだ目標達成には程遠いと口をそろえました。一方で、目標を口に出したグループは平均33分で作業を中断したにもかかわらず、目標達成にだいぶ近づいたような気がすると言いました。

出典:目標は口に出さないのが成功の秘訣 | ライフハッカー[日本版]

目標を公開した方が周りからのプレッシャーや自分への責任感が働いて目標を達成できると思っていましたけど、公言することで安心してしまう、批判者が現れてモチベーションが下がるなど、公開することによるデメリットもあるようですね。

また、脳科学者の茂木健一郎氏は、公言することと秘密にしておくことの両方の方法にメリットとデメリットがあることを指摘しており、両者を組み合わせたハイブリットな方法も提案しています。具体的には、大まかな内容だけを公言しておいて、細かい部分は秘密にしておくという方法です。(出典:茂木健一郎 公式ブログ - 目標を公言するやり方、秘密にするやり方 - Powered by LINE

まとめ

個人目標を秘密にするか公にするかというのは、その目標の質的なものや自分が置かれている状況にも関係するので二者択一で決められる問題ではないかもしれません。ただ、ザッカーバーグ氏のようにテーマ性を持ってシンプルで重すぎない年間目標を設定する方法は真似してみたいなと思いました。2016年のホームAIの構築は、発明というテーマに沿って設定した知的好奇心をくすぐる目標ですが、毎日が楽しくなるような目標は人生を前向きに生きる材料として非常によいものではないでしょうか。