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クロネコの塵壺

自分の頭で考えて生きていこう

チームラボ「お絵かきピープル」を体験してきた話

team lab

昨日、大阪芸大の卒業制作展に行ってきました。チームラボのデジタルアート作品「お絵描きピープル」が展示してあったので、体験して感じたことを書きたいと思います。卒展自体の感想は機会があれば別途書きます。

まず、チームラボとは何か?すでにご存知の方も多いと思いますが念のため。

東京大学発のベンチャー企業として知られている。ウルトラテクノロジスト集団を自称し、プログラマ(アプリケーションプログラマ、ユーザーインターフェイスエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア)、ロボットエンジニア、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、編集者など、情報化社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成されている。芸術を主体とした先鋭的なモノ作りを得意としている。

引用:チームラボ - Wikipedia 

チームラボの作品を体験するのは今回が2回目です。1度目は昨年、六本木ヒルズで開催された「宇宙と芸術展」の《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》という作品を体験して度肝を抜かれました。

現代アートの一分野に位置付けられるインスタレーションという形態の作品だったのですが、上下左右360度にプロジェクターで映像を照射して空間全体をスクリーンにしているため、鑑賞者が作品の内部に取り込まれたような感覚に陥り、没入感がありました。映像の内容は、宇宙空間の中でカラスが縦横無尽に動き回り、その軌跡が美しく描かれるというものです。YouTubeに映像があったので貼り付けておきますね。


Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well, Blossoming on Collision

 お絵描きピープルは、前衛的なアート作品というより子供向けの教育コンテンツという位置付けでした。自分で描いたキャラクター(2D)をスキャンするとコンピュータ上で3Dモデル化されて、大画面のディスプレイに投影されるという仕組みです。

自分が描いた絵が3D化して大きい画面で動き回るのは面白いですし、技術的なことが分からない子供には魔法のように見えるでしょう。親子でも楽しめますし、共創やコミュニケーションを促進するツールとして、また教育・エンタメコンテンツとして魅力的な作品だと思いました。


Sketch People / お絵かきピープル

 そして、チームラボのことをよく知らない私は、マネタイズのことが少し気になったので、ホームページを覗いてみました。前衛的なアート作品を展示するだけではそこまで収益を得られないはずです。どうやって会社を運営しているのでしょうか。

アート作品については、イギリス、台湾、アラブ首長国連邦シンガポール、アメリカ等で展示を行うなど世界的に活躍していますね。(出典:Exhibitions | teamLab / チームラボ

ホームページにはソリューションやプロダクトというカテゴリがあるので、企業からの受託案件でしっかりとお金を稼ぎ、フラッグシップ事業としてアート作品をやっているという理解でいいのかもしれません。デジタルアートのような先端的なことをやっていると良い宣伝になりますし、技術的なアピールもできますし。

こういう活動の仕方は企業だけではなく個人にも応用した方がいいと思っていて、Googleの20%ルールじゃないですけど、週5日のうち1日くらいは前衛的なことや挑戦的なことをやって、自分の幅を広げていった方が人生楽しく生きられるかもと思った次第です。