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クロネコの塵壺

自分の頭で考えて生きていこう

【第2弾】考え方、発想法に関する本を5冊紹介します

書評

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前回の記事(→「学校でも教科として導入すべき!?考え方、発想法に関する本を5冊紹介します」)で紹介しきれなかった本があったので続編をやります!ご参考になれば幸いです。

 


 

1冊目はジョジョの奇妙な冒険でお馴染みの漫画家、荒木先生の本です。荒木先生がどうやって漫画を描いているのか、そのノウハウが詰まった一冊です。これだけでジョジョファンは買いの一冊ですよね。そして、本書はただのハウツー本ではなく、先生の考え方、思想的な部分もたくさん盛り込まれているので、漫画を描く人だけでなく、全てのクリエイターが震える要素満載です。ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!! おおおおおっ、刻むぞ血液のビート!

 


 

2冊目は教育学者・明治大学教授である斎藤孝氏の本です。古典のエッセンスを解説させたらこの人の右に出る人はいない気がします。著者はゲーテを「人類最高レベルの資質を持った人間である」と捉えており、エッカーマン著「ゲーテとの対話」の文章をベースにゲーテの考え方、発想法を紹介する構成になっています。副題にもある通り、壁にぶち当たった時に開けば解決の糸口が見つかるかもしれません。

 


 

3冊目は産学連携推進機構の理事長で問題学、構想学、ビジネスモデル論、知財マネジメント等を研究している妹尾堅一朗氏の本です。ベストセラーになった「技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか」の方が有名かもしれませんね。本書は大学院を目指す社会人向けに書かれた本ですが、現役の大学生が読んでも参考になると思います。なぜなら、単なる書き方のノウハウではなく、これからの時代に求められる「研究」の考え方をしっかり語っているからです。本書をしっかり読了した上で研究計画書を書けば骨太なものができあがるでしょう。私も現在の大学院に入学する前に何度も読みながら研究計画書を書き上げました。

 


 

4冊目はお茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古氏の本です。本書は有名なので説明する必要はない気がします。初版は1986年で今から30年以上も前の本ですが、思考法、発想法についての考察は本質的なものが多く、現代でも十分通用します。コンピューターとの付き合い方にも触れていますが、今から30年以上前の本とは思えない鋭い指摘で、読者をはっとさせます。先生のご慧眼、恐れ入ります。

 


 

5冊目は技術者、ゲームクリエイター横井軍平氏の本です。横井軍平著となっていますが、雑誌・週刊誌での対談記事を集めて再構成した本です。そのため、枯れた技術の水平思考を体系的に学ぶというより、横井軍平氏の語録からそのエッセンスを感じ取る本だと思います。枯れた技術の水平思考は、低コストの技術と少し変わったアイデアを組み合わせて新しいものを生み出す、弱者が強者に勝つための逆転の発想法と言えるでしょう。