クロネコの塵壺

自分の頭で考えて生きていこう

【思索】で、多民族社会って結局どうなのさ(前編)

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 マレーシア旅行を通して多民族社会について考える機会があったので少し書きますね。日本も将来的に移民を受け入れて多民族社会になるかもしれないので、自分が経験したことに基づいて多民族社会のメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

 人手不足を解消するために既にインドネシアやフィリピンから看護師候補者を受け入れていますし、農業・漁業の分野でも外国人研修生・技能実習生というかたちで外国人の方を受けれています。制度としてうまくいっていない部分もあるようですが。。

 前編ではメリットについて書きます。

 クアラルンプールにあるペトロナス・ツインタワーの展望フロアにはマレーシアを紹介するパネルがありました。「Harmony in Diversity」というタイトルが目に入りました。この言葉がマレーシアを象徴していると思います。「多様性における調和」という意味ですけど素晴らしい理念だと思います。

 多民族社会のメリットとしてまず挙げられるのは、多様性ではないでしょうか。多様性は活力に繋がります。ある問題に取り組む場合でもいろいろな切り口のアイデアが出てくる可能性があります。それぞれの民族には固有の歴史や文化があるので、その伝統を守りつつも、違う民族同士が交流することで新しいものが創造されます。

 ニョニャ料理が良い例です。マレー系華人が作り出した融合文化のことですが、中国本土の伝統文化を大切に守りながら、マレーシアの風習、食材等を取り入れ目にも鮮やかな料理を生み出しました。

 クアラルンプールのショッピングセンターには地元の人も利用するフードコートが設置されていますが、その料理の種類の多さに驚きます。多文化・多様性は文字通り多くの選択肢、考え方、方法論を提供するので視野が広がります。

 また、幼い頃からそういう多文化の中で育つと民族間の違いを所与のものとして受け入れ、他民族や他者に対して寛容になれるのではないでしょうか。

 後編に続きます。