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クロネコの塵壺

自分の頭で考えて生きていこう

善く生きることは遺伝子レベルで長寿に繋がっている!?

 昨日、たまたま「NHKスペシャル あなたもなれる健康長寿徹底解明 100歳の世界」の再放送を見ました。全部は見れなかったのですが、非常に面白かったです。

 100歳以上の方をセンテナリアンというそうですが、彼らの生き方や長寿の秘密に迫るというもので、105歳の現役医師、日野原重明さんも出演されていました。(105歳でまだ働いてるってすごいですね。。)

 面白かったのは、長寿と幸福感との関係で、米国の大学の研究によると幸せの種類によって活性化される遺伝子群に違いが生じるそうです。

 幸せには、生きがい型(向上心や目的意識を持って生きている自分に生きがいを感じているときの幸せ。具体的にはボランティア活動、他人のために何かをすること等)と快楽型(好きなことをして欲求を満足させているときに感じる幸せ。具体的には食べたいだけ食べる、自分のために高い買い物をすること等)があり、同じ幸福感を感じていたとしても快楽型の場合は、炎症遺伝子が多く発現し、抗ウイルスと抗体の遺伝子の発現が少なくなるそうです。

 一方で、生きがい型の場合は、その逆で炎症関連遺伝子が少なく、抗ウイルス・抗体遺伝子が多く発現するそうです。

 つまり、人間は社会的な動物なので、社会や他人に貢献することで長生きをするように遺伝子レベルでプログラムされているってことですよね。それを科学的に解明しようとしたこの研究は興味深いですし、自分も人との接触が苦手なんて言わずにまずは半径5メートルの人のことを大切に考えて生きたいと思いました。

 最後に日野原重明さんが宗教哲学者・社会学者のマルティン・ブーバーの言葉を引用していたので、それを紹介してこの記事を締めたいと思います。

新しいことを創めることを忘れない限り、人はいつまでも若く生きることができる。

 

参考資料

NHKスペシャル | あなたもなれる“健康長寿”徹底解明 100歳の世界

幸せの中身が活性化する遺伝子を左右する - サイエンスあれこれ

A functional genomic perspective on human well-being