書評
テレビを見ていたら元ラグビー日本代表監督のエディ・ジョーンズさんが、高校生相手にラグビーのレッスンをしているシーンをたまたま見かけまして、その指導方針や高校生に接する姿勢が素晴らしかったので、彼の本を買って読んでみることにしました。 ラグビ…
数年前からkindleで読書をするようになってから、いくつか疑問に思っていることがあったので、この本を購入して読んでみました。 最終章の内容は、「印刷本と電子本の対決か、共存か」という題名です。本書では、「電子本と印刷本は共存する」という結論を出…
書店で偶然見かけた本です。面白そうだったので購入してみました。 この本は、元ソニーの技術者で「空調服」の生みの親である市ヶ谷弘治氏が、アイデアの見つけ方、育て方、実際に実現するまでの方法論等について記した本です。 「空調服」は、まさに「社会…
ブログを書くようになってからコピーライティングという分野に興味を持つようになりました。 このブログはどちらかと言うと備忘録的な要素が強く、そこまで他者を意識していません。 ただ、どうやったら読んだ人に共感してもらえるのか、人の心に刺さる文章…
いや〜、久しぶりに貪るように本を読みました。それぐらい面白かったです。僕は大江千里というミュージシャンを知らない世代です。 かろうじて、新海誠監督のアニメーション映画『言の葉の庭』で流れていた主題歌「Rain」という曲を知っているくらいです。 …
[原則] 幹から遠くなるほど枝は細くなり、枝は2本に分かれる。 デザイナーの友人から勧められたこともあって、ブルーノ・ムナーリの本をいくつか読んでいます。ブルーノ・ムナーリは、イタリア人デザイナーで、プロダクト、グラフィック、絵本、造形、映像、…
突然ですが、仮にみなさんが全国区の知名度を誇るパティシエだったとして、雇われの身から独立して自分の店を持つ場合、どのような地域を選ぶでしょうか? そして、独立して1店舗目がある程度成功した場合、次に考えることは何でしょうか? 合理的な考え方を…
会社員時代に企画職として働いていたということもあり、私は知的生産の技術にとても興味があります。 以前の記事でも書いたように、アイデア大全、問題解決大全のような考え方に関する本は大好物だったりします。 今回ご紹介する本も知的生産の技術に関する…
私は関西在住なのですが、21日に本屋で『問題解決大全』を見つけて購入することができました。購入場所は、梅田の蔦屋書店です。なんと『アイデア大全』も隣に置かれていました。 精読はできていないのですが、ざっと読んだので感想を書きたいと思います。 …
#11/20訂正、追記。発売日は「11/20前後!」とのことです。出版社の方から連絡を頂きました。全国同時発売ではないので、地域によって発売日が前後するようです。 #11/19訂正、追記。発売日が11/19から11/20に変更されたようです。#本日(11/19)書店に足を運…
著者の最相葉月氏は、1963年生まれで兵庫県神戸市出身。ノンフィクションライター、つまり人物や事象を取材して事実をもとに本を書く人です。代表作に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)『星新一 一〇〇一話をつくった人』(大佛次郎賞、講談社ノン…
高校ビブリオバトル2016決勝大会で優勝した方が紹介していた本を読んでみました。ビブリオバトルというのは自分が面白いと思った本を5分間でプレゼンし、聴衆の投票で最多票を集めた人が優勝するという書評合戦です。 僕も一度参加したことがあるのですが、5…
普段、雑誌を買うことはあまりないのですが、この雑誌については衝動買いしてしまいました。それは『SAVVY 2017年4月号 モフモフ動物図鑑』です。 SAVVYは京阪神エルマガジン社が月刊発行しているライフスタイル情報誌です。カテゴリとしては女性誌みたいで…
本を読んでいてこんなに腹筋が痛くなったのは久しくありませんでした。近所の図書館で偶然発見した本なのですが、私にとって示唆に富んだ本でした。 著書のタイトルからは内容を想像することができませんよね。私も手に取った時は「何だろう、このタイトルは…
前回の記事(→「学校でも教科として導入すべき!?考え方、発想法に関する本を5冊紹介します」)で紹介しきれなかった本があったので続編をやります!ご参考になれば幸いです。 荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書) posted with ヨメレバ 荒木 飛呂彦 集英社 20…
アイデア大全に関するエントリー(→読書猿著「アイデア大全」を読んで勇気づけられる)を書いた時にこれまで読んだ考え方、発想法に関する本を本棚から何冊か発掘したので、この機会にブログで紹介します。 考え方の教室 (岩波新書) posted with ヨメレバ 齋…
前回のエントリーでは著者の紹介が主で書籍の内容については全く触れていなかったので、今回は読了後の感想を書きたいと思います。 動機 本書の特徴 読み方 想定読者 まとめ 動機 まず、なぜ発想法に関する本を読もうと思ったのか。 現在、私は社会人を経て…
2017年1月21日はこの記事を書くと決めていました。個人ブログは一人で執筆・編集・校閲・出稿を担当しているので、自分の都合で号外が出せる点も素晴らしいですね。 そうです、本日、ついに読書猿氏の書籍が発売されます。ネット上には、玉石混交、松竹梅、…
心の病で大学院を休学している身なので、生産的な日々を送っている訳でもなく、社会のお荷物的な心苦しさを感じつつ日々を暮らしています。体調が良い日は、復学に向けて自分の専門分野の勉強をする時もあるのですが、自分の立てた計画を思い通りに消化でき…
本書は、ネットとの距離のとり方について悩んでいた私にとって、新しい指針を提供してくれました。東浩紀氏は、ご存知の方も多いと思いますが、現代思想の研究者、評論家、小説家として活躍されている方です。この「弱いつながり」では、ネットを階級を固定…