クロネコの塵壺

自分の頭で考えて生きていこう

派遣会社の営業マンと求職者との会話を聞いて思うこと

Café

半月ほど前、カフェでコーヒーを飲んでいる時に隣の席から聞こえてきた話なんですが、印象に残っているので今回はそのことについて書きたいと思います。

同じような記事(これから「転職エージェントあるある」の話をしよう)を8カ月くらい前に書いたのですが、その時は転職エージェントと求職者の方が面談をしていて、エージェントの方が具体的な会社を紹介する、という内容でした。

今回は、少し状況が違って、派遣会社の営業マンらしき人とその派遣会社に登録している求職者の人が、一緒にある会社に面接を受けに行った帰りで、カフェでその反省会をしている、という雰囲気でした。

求職者の方は20代後半くらいで大きめのスーツを着ている少し冴えない感じの若者。派遣営業の方は30代後半から40代くらいで身体にフィットする高級そうなスーツを着ている、いかにも優秀そうな方でした。

何が印象に残っているのか。

それは、派遣会社の営業マンらしき人物が面接のポイントについて求職者の人に丁寧に助言している姿です。

  • あなたは真面目な人で熱心さは伝わってくるのだけど、自分の目線から自分の経験を語るだけでは何も伝わらない。相手の立場に立って相手の知りたいことを語ることが重要。
  • 全ては準備。定番の質問に対する想定問答集は作っておくこと。これは面接での最低限のマナー。準備をしておけば余裕が生まれるので、想定外の質問がきてもうまく対応できるはず。
  • 自分が商品だと考えて、どう相手に売り込むか。相手に安心感を与えることが全て。全力で自分という商品の品質保証をすること。
  • あなたの回答は無駄に長い。答えは長くて3分程度。普通は2分程度に収めた方がよい。

上記の助言は、面接において当たり前のことばかりだと思います。

感心したのは助言のやり方です。頭ごなしにダメ出しをするのではなく、相手の話をゆっくり聞いた上で、まずは今回の面接についてどこがダメだったのかを考えさせる。それから、今回の良かった点を指摘し、最後に諭すように助言をする派遣営業の方の姿が印象に残っています。

そして、これからの時代、パーソナルブランディングがますます重要になってくると思います。終身雇用、年功序列、滅私奉公というライフコースが崩壊しているわけですから、自分を商品だと考えてどう相手に売り込むか、常にそういうことを意識せざるをえないと思います。謙虚さを美徳とする日本人はそういうことが苦手だとは思うんですが。。