クロネコの塵壺

自分の頭で考えて生きていこう

『甘夏とオレガノのデトックスウォーター』について思うこと

Fruit Detox Day1 Glass1 久しぶりにどうでもよい話なので忙しい方はスルーしてください。

先日、レストランで食事をしていた時のことです。自分で料理や飲み物を取ってくるビュッフェスタイルだったのですが、飲み物のラインナップに『甘夏とオレガノデトックスウォーター』がありました。

内装がお洒落なレストランだったので、料理そのものや料理の名前も凝っているものが多く、普通の人の理解を超えてるというか、良くわからないものが多かったように思いました。一番笑えたというか、ツッコミどころが多いように感じたメニュー名がこれなんです。

そもそも、甘夏って何?甘夏みかんでいいのだろうか。オレガノはもっと分からない。何なのだろう。そしてデトックスというと解毒という意味だと思うけど、これを飲むと体内から毒素が排出されて健康になれるのだろうか。甘夏とオレガノデトックスとどう関係するのかな。。。などなど疑問は尽きません。

普通の水は置いてなかったので、私はその独特なネーミングの水を飲むことにしました。柑橘系の味がほのかにしました。後で調べたところ、オレガノはスパイスの一種でメキシコ料理やイタリア料理で使用されるものらしいです。昔は薬用として歯痛や毒グモに噛まれた時の解毒薬、治療薬として用いられたようです。デトックス作用があるのはオレガノの方だったんですね。なるほど。

そして、私は普通の水をここまで進化させる発想とそのネーミングセンスに感心してしまいました。少し気の利いた店ならレモンのスライスを水に入れて提供するというのはやると思いますけど、ただの水にスパイスやハーブまで入れるのは斬新なアイデアというか、私としては初めての体験でした。

ただの水でもアイデア次第でここまで違うものに変化をさせて、消費者に新しい体験を提供できる。その事実に私は驚きました。

ここで私は一つの公式を提示したいと思います。

「A:柑橘系の果実」+「B:スパイス or ハーブ類」+「水道水」=「A」と「B」の「xxウォーター」

例としては、「レモンとクミンのアンチエイジングウォーター」とか「かぼすとジンジャーの免疫力アップウォーター」とか、「シトロンとシナモンの美肌ウォーター」、「伊予柑とウコンの肝臓強化ウォーター」、「ライムとクロープの抗酸化ウォーター」など、いくらでもできそうですね。

ここまで書いてきて私はあることを思い出しました。それは足つぼマッサージ屋さんに行った時のことです。施術が終わった直後に「温かい飲み物をどうぞ」と言われて「白湯(さゆ)」が出てきました。「白湯(さゆ)」とは端的に言うと「ただのお湯」です。

その時に初めて「白湯(さゆ)」という言葉を知ったのですが、同時に言葉の持つ魔術性に気づかされた瞬間でもありました。「お湯です」と言われて渡されるよりも「白湯(さゆ)です」と言われて渡された方が、飲んでみようかなという気になりますよね。

言葉にはモノやサービスを実態よりも良く見せる効果があるようなので、提供側はしっかり考え抜いた名前を付ける必要があると思いますし、消費者側は名前に惑わされないで本質をしっかり見抜く必要がありそうですね。

以上、駄文にお付き合い頂きありがとうございました。