クロネコの塵壺

自分の頭で考えて生きていこう

映画『カメラを止めるな!』を観てきたよ

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#ネタバレを含むので、何も知りたくない方は鑑賞後に戻ってきて頂ければと思います。

 

 

遅ればせながら観てきました。

 

17日に見てきたんですが、休日ということもあって客席は78割くらい埋まってました。すごい人気ですね。

 

結論から言うと、面白かったです!

 

前半は、このままの映像が続くと見るのが辛いかも、という不安があったんですけど、その映像が全てフリで、中盤、後半に活きてくるという面白い構成でした。

 

成果物を観客に見せてから、それから種明かしをする、一種のドキュメンタリー映画のような感覚で、低予算でもアイデア次第でここまで面白くなるのか、と感心してしまいました。

 

ジャンルとしては、コメディ要素を含んだドキュメンタリー風な映画ということになるんでしょうか。伏線の張り方もうまくて中盤から後半は笑いっぱなしです。

 

ワンカットのB級ゾンビ映画

クセのある役者

想定外のトラブルの連続

親子愛(?)

 

この映画の要素はいろいろあると思うんですけど、なぜ社会的な現象になるまでヒットをしたのか。なぜ多くの人の共感を呼ぶのかを考えてみました。

 

一つ目は、物語として共感できることではないでしょうか。バラバラだったクセのある役者やスタッフたちが困難(?)を乗り越えて、ワンカットのゾンビ映画をなんとか完成させます。

 

すごく分かりやすいストーリーで観ている方も達成感のようなものがありますし、しかも笑いという要素も加えられているので、楽しい時間を過ごせるわけです。

 

その過程で映画監督の娘や母親も出てきたりして、家族の絆、親子愛のようなもので、ほっこりする場面もあります。これは共感せざるをえないと思います。

 

二つ目は、苦労話や想定外のトラブルをうまく織り込む、という点ではないでしょうか。

 

映画の世界のことはよく分かりませんが、この映画で描かれているようなこと、つまり、演者は曲者揃いで言うことをきかない、主役はわがまま、予算は足りない、現場で想定外のトラブルが起こる、というのは日常茶飯事なのでしょう。

 

これは、仕事の現場でも日常生活でも当てはまる感じがします。プロジェクトってヒト・モノ・カネが全て揃う状況は稀で、大抵は常に何か不足していて、誰かにしわ寄せがきます。

 

こういう状況ってすごく共感を呼ぶような気がします。

 

そういうの、あるある!って感じで。

 

低予算映画の撮影の裏側を見せることで笑いをとる。自虐的な感じもしますけど、発想の転換というか、目の付け所が鋭いと思いました。

 

Bゾンビ映画っていう題材も正解だったのではないでしょうか。

アクション、ラブロマンス、サスペンス、ヒューマンドラマ系だとこうはいかなかったかも。